面白くする工夫
・まず、ストーリーを展開させて行く上で大切なのは、キャラクターがしっかり出来ているかどうかです。主人公たち(キャラクター)がどんな性格で、どんな目的を持って行動して(生きて)行くのかしっかり考えましょう。それが出来ていれば、物語は自然と転がって行きます。よく「登場人物が勝手に動いてくれる」という状態です。
・ストーリーの組み立て方、書き方で、より面白さを増す工夫(演出)をしましょう。
オープニングを面白く!
ストーリまんがは出だしが大事です。とにかく「面白そうだ」と思わせないと、読み進めてもらえません。謎めいた事を感じさせたり、驚かせたり、どの場面から始まったら読者の興味をひけるのか、よく考えてオープニングシーンを作ろう。
それと、主人公を主人公として目立たせ、認識させるのもオープニングの役目です。
伏線を張る!
後の展開で使うための情報を、前もって読者に見せて(伝えて)おくことです。小道具やセリフ、行動など、読者の印象に残るように見せておきます。ただし展開上、不自然じゃなく入れられるかどうかがミソ。後から考えて「ああ、アレが伏線だったのか」と言うのが理想的です。
キャラクターをたてる!
登場人物の性格・人間性を行かした行動や、リアクションで目立たせる事が大切です。また、そうする為のエピソードを作ったりします。
セリフは短く!
まんがのセリフが長いと、物理的にフキダシスペースを大きく取られますし、読者からしても読みづらくなります。ですので、まんがの中のセリフは、できるだけ短くしましょう。
その為に、そのセリフで使えるべき情報を整理し、的確にセリフ作りをする必要があります。
また、セリフの言いまわしで人柄や状況(心理)、会話する人物との関係性等、種々な事を読者に伝えられます。
セリフを考える時には、いくつものパターンを考えてみましょう。
文責 ラッキー植松