第2回~絵を描く~

マンガの登場人物キャラクターは手段で、記号である。
写真のようにリアルに描かれたキャラクターもあれば、簡素化されたキャラクターもあります。
要するに、マンガのキャラクターは何か(ストーリー、テーマ、ムードなど)を伝えるための手
段で、究極的には記号である。したがって、伝えたいいことが伝わるように描くことが重要です。

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まずは、カンタンにとらえて描いてみよう。

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「デッサン力」について

より、リアルな身体や動きを描く為には、基本的なデッサンやクロッキーで「デッサン力」を見つけて行く事が必要。「美術的なデッサン力」は、見たものを正確に描き出す力の事だが、「マンガ的なデッサン力」は、見ないでも頭にイメージしたモノを描き出す力の事である。動きを描く時には、力の入り方と方向、重心のかかり方が大切。

■「デフオルメ」について

・動き、表情等、伝えたい事を、より強く伝える為に、大ゲサに描く。

・誇張(大ゲサ)と省略がデフオルメ。

*デフオルメは人物だけじゃなく、背景等にもあてはまる。

■「表情」について

・表情とは、顔の造形を描くのではなく、「気持ち(心)」を描くモノだ。

・まず自分がその「気持ち」、「表情」になって描くことが大切。

■いろんな人物(キャラクター)を描いてみよう。

・顔立ち、体型、動作、職業、性格、年齢など様々な人物を描き分けることが必要。

・ひとつの方法として、実在の人物(知人でも有名人でも)をモデルにあてはめてキャラクターを作ると良い。

■主人公を描く。

  • 主人公は(は読者から見て)目立たせるようにする。
  • 顔つき、髪型、服装などを個性的にする。

第2回問題

キャラクターの基本的な動きを描く。

・歩く-----------角度を変えて、2ポーズ
・走る1-----------角度を変えて、2ポーズ
・走る2-----------1よりもっと早く走る

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・座る1-----------床に直接座る
・座る2-----------椅子に座る。
・寝る-----------床に寝転んでいるところを角度を変えて2ポーズ

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※自分でその動きをやってみながら、手足の動きや関節の角度などを確かめて描こう。

・押す-----------「大きくて動かない岩」を押す。
・引っ張る-----------開かないドアを引っ張る。
・持ち上げる-----------重い段ボールを持ち上げ(ようとし)ている。
・投げる-----------ボールを投げる。(”投げる”動作のどの段階?)

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文責 ラッキー植松イラスト作品 ラッキー植松作品見本 真島 モト